こんにちは!~住まいのキズ補修~AsamaCraft(アサマクラフト)代表の佐藤です。
本日の小諸市は10時頃よりポツポツと雨が降り始めております。
昨日から気温は10度以上と暖かく過ごしやすい日が続いております。
補修工事は主には室内が多いですが、サッシなどのキズの場合は天候にかなり左右されてしまいます。特に風が強い日は養生をしっかりとしないと危険ですので苦労します(*_*)
しかし天候ばかりは不可抗力なので、むしろ悪天候の際に機転をきかせどう行動していくかがある意味とても重要ですね!
室内で出来る材料の準備や、普段なかなかできない工具のメンテナンスなどなど、日頃から「時間が空いた時にしたい事リスト」を書き溜めておくと良いかもいれませんね!
でわでわ、本日の本題ですが「抜け節の補修」についてです。
私も現場監督時代、無垢の木材にはかなり悩まされておりまして温かみがある反面、自然のものなので様々な表情が、、、。笑
その中のひとつとして、今回の抜け節もありました。当時は市販の木パテを充填したりしてましたが、やはり「ここ埋めました!」感が出てしまいせっかくの無垢の材に異物が入る感が否めませんでした。
今回ご依頼があった抜け節はこちら↓
↓【Before】
今回は塗装済みの化粧柱でしたので、色みの近いパテをまず充填し形を整えていきます。
パテが完全に硬化したら研磨していきます。
パテが完全に硬化←これかなり大切!
私自身もよく焦ってやりがちですが、固まってない状態で無理に削っていくとボロっと充填したパテが根こそぎ取れてしまうこともありますので、また一から振り出しになりかねないので気をつけております。笑
そして、形が整ったら最後に着色をして完成です。節ってこんなんだったかな?を自問自答しながら仕上げました!
天然の物に正解はないので!なんては開き直るつもりはございませんが極力、違和感の内容に微調整をしていきます。
↓【After】
今回、何が1番難しかったかと言うと「糸面」の再現!
(糸面とは、角部の面を取ってある事です。)
なかなか整わず、慎重に番手の高いペーパーでコスコスと。本当なら上からスーっと鉋を掛けたいところでしたが!笑
何とかうまく仕上がってよかったです。
お陰様で、日々いろんな経験をさせていただき少しずつ経験・知識の蓄積と技術の向上が出来てきております。
監督時代、お引渡し前のバタバタ時、あんなキズやこんな不具合で悩んでいたな。と振り返りつつ、今度は私の技術と知識で少しでも綺麗な状態でのお引渡しを実現する為の一助となればという想いを胸に日々奮闘しております。
でわ!
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
今回の事例以外にも様々な住宅や建材のキズ補修(リペア)に対応しておりますので、ご相談ください!
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アサマクラフト 代表 佐藤
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